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ウ.保管施設
コンテナ蔵置場の確保が必要である。
冷凍コンテナ用電源(リーファーコンセント)も、食料品輸入の増加への対応として増設が望まれる。
エ.情報化対応
通関、動植物検疫、船員の入国審査など、輸出入にかかる手続は多岐にわたるが、時間の要素が日々重要となっており、現在のシステムの見直しが行われようとしている。
海上貨物通関情報処理システム(SEA−NACCS)は、税関、通関業者、銀行の事務所に設置された端末機とホストコンピュータを結び、海上貨物の通関手続きをオンラインにより迅速に処理する官民共同利用システムで、平成3年から導入が開始され通関手続きの迅速化に効果をあげている。次期システムの計画もされている。
松山港が今後他港との競争力を強化し、荷主へのスピーディーなサービスを提供していくためには、通関手続きを迅速化・簡素化することが必要である。さらに、そのことが松山港での貿易を促進する効果も期待できる。

 

SEA-NACCS導入ずみ税関(神戸税関管内のみ)
神戸税関(兵庫ふ頭出張所他5出張所)
支署 尼崎、姫路、東播磨(出)、水島、広島
(注)平成8年10月現在

 

 

 

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